栄養たっぷりの春菊を使って

DSCF1612_convert_20111111140140.jpg

献立名;
ごはん
252Kcal 炭水化物55.7g 蛋白質3.8g 脂質0.5g

炒め牛肉のマリネ 
207kcal 炭水化物10.5g 蛋白質17.8g 脂質5.5g

春菊の生姜和え
23kcal 炭水化物4.3g 蛋白質1.9g 脂質0.2g

大根とサクラエビの即席漬け
58kcal 炭水化物3.6g 蛋白質3.9g 脂質3.3g

合計
540Kcal 炭水化物74.1g 蛋白質27.4g 脂質12.4g

ポイント;
春菊は、β-カロチンやビタミンB群・C、鉄分、カルシウム、カリウム、食物繊維など栄養素を豊富に含む代表的な緑黄色野菜です。特に春菊に含まれているβ-カロチンの量は、ほうれんそうや小松菜を上回ります。β-カロチンは、抗酸化作用により活性酸素の働きをおさえて、ガンの予防効果のほか、肌の老化を防ぐ美容効果もあります。他にも、春菊に含まれる栄養素により、動脈硬化や高血圧など生活習慣病を防ぐ、風邪の予防、便秘の改善、整腸作用などの効果が期待できます。また、春菊の独特の香りの成分α-ビネンやベンツアルデイドは、自律神経に作用し、胃腸の働きを促進して消化吸収を良くしたり、痰を止め咳を鎮める作用もあります。

材料;
春菊 80
生姜    10           
にんじん  0.5
濃口しょうゆ 適宜

作り方;
1.春菊は沸騰したお湯でさっと茹でて水にさらし、
  よく絞って長さ2センチに切る。
2.生姜はできるだけ細い千切りにする。
3.にんじんは千切りにして、沸騰したお湯にさっとくぐらせてザルに取る。
  キッチンペーパーで水分をおさえておく。
4.ボウルに春菊・にんじん・生姜を入れ、醤油を入れて箸でざっくりと混ぜ合わせる。
5.器に盛りつける。</span>

栄養士の今日この頃

患者さんとお話ししていると、
忙しさから空腹を満たすだけの作業のように食事をして
ついつい早食いになってしまう方が多いようです。

早食いしてしまうとせっかくの食事の味がわからないし
満腹感を感じにくく食べ過ぎてししまったり、
消化も悪くなります。

「五感」は、
味覚のほかに
①視覚・・・色、盛り付け、彩りなど
②聴覚・・・噛む音、(麺などを)すする音など
③触覚・・・舌触り、歯触り、喉越し、噛み応えなど
④嗅覚・・・香り、においなど

休日や時間のあるときには、ぜひ「五感」をフルに使って
ゆっくり食事を楽しむようにしてくださいね。
いつもより少ない量でも満足できることがわかると思いますよ。

シェアする

  • このエントリーをはてなブックマークに追加

フォローする